東京モーターショー　２０１５
Ｔｈｅ　４４ｓｔ　ＴＯＫＹＯ　ＭＯＴＯＲ　ＳＨＯＷ　２０１５

　第４４回　東京モーターショー　２０１５に行って来ました。

　今回は、仕事で１０月３０日の開会式当日と１１月５日と７日、プライベートで１１月１日の一般公開日の合計４日、会場に足を運びました。

	１１月１日は、午後からの入場。 　殆ど並ばずに入場出来たのですが……
	やはり、開場時は混雑。 　５日は、平日だと言うだと言うのにこの混みっぷりでした。

■スマートモビリティシティ２０１５
	併設の「スマートモビリティシティ２０１５」は、前回同様、会場の西展示場４Ｆにて、部品メーカーの展示と併せて行われました。 　前回、モックアップ展示の大河原邦男デザインのこのクルマ、今年は完成していました。
	その中にはこんな展示も…… 　（でも、アストンマーチンのこのモデルが映画に出る訳ではないですけどね）

■注目の車両（２輪車）
	ヤマハのＭＴシリーズの前２輪のスリーホイラー。 　安全性と２輪の運動性・爽快感を両立させる、こうした前２輪は、今後増えて行きそうな予感……実際、自分自身、年と共に運転技量が衰えている、と思う昨今、そのうちこう言うのも考えないといけないのかなぁ。
	こちらはホンダのスリーホイラー。 　エンジンは水平対向４気筒＋ハイブリッドで……これは次期ＧＬのパワーユニットでしょうか。 　モーターがあれば、逆回転させてバックも出来るしね。
	スズキのコンセプトバイク。 　ここまで軽くするならペダルをつけて欲しいものです……
	おや、懐かしいバイクが……これ、ホンダミュージアムから借りて来たのかな？

カワサキ　Ｈ２とＺ２。 　しかし、Ｚ２の方に人だかりが出来てしまっていたり……

■注目の車両（４輪車）
	今回、面白いと思ったのはコレ。 　これまで、サスペンションやエンジンが露出している４輪車はあったけれど、さすがにドライバーが露出しているのはないでしょう。 　勿論、公道走行の可能性はないし、サーキット専用としても疑問符がつくので、実現性はないけれど、インパクトは確かに大きいと思いました。
	トヨタ　キカイ 　一方、トヨタのこれ、メカニズムを剥き出しにして、どのようなユーザーをターゲットにしているのか、まるでピントが外れていると思います。 　こう言う所、このクルマ、下手と言うか……コンセプトが練られていないと言うか……
	ホンダ　ＮＳＸ 　遂に出た、２代目ＮＳＸ。 　会場では大人気でしたが……初代以上に縁遠い存在になってしまったのと、初代のような軽やかさが感じられないのが残念。
	マツダ　ＲＸ−ＶＩＳＩＯＮ 　これも、新型ＮＳＸ同様、従来のＲＸシリーズよりワンランク上のラグジュアリークーペ狙いか…… 　ピュアスポーツを名乗るには、ホイールイベース長すぎる（２７００mmもある！）し、これだけノーズが長かったらロータリーじゃなく、ストレート６でもＶ１２でも納まってしまいそう。 　狙いは理解出来るけど、ロータリーらしさを示すなら、やはり、ショートノーズのキャビンフォワードスタイルじゃないのかなぁ……
	ヤマハの４輪スポーツ。 　個人的には、このくらいのクラスの方が、新型ＮＳＸより好き。
	その車体構造。 　鋼管フレームにＣＦＲＰパネルを貼る、と言うもの。 　なるほど、これなら大がかりな設備は要らなそう。面白いやり方と思います。
	ホンダ　シビック　Ｔｙｐｅ-Ｒ 　これまた大人気。
	日産のスポーツコンセプトモデルだけど……うーん。
	トヨタのコンパクトスポーツ・コンセプト。 　コンセプトカーとは言え、細部の作り込みは量産車に近いものを感じますが……これって商品化するのでしょうか？
	スバルのブースでは、今回もクルマを持ち上げ、回していました。 　（好きだね、ここは……）
	スズキのコンセプトカー。 　……なんだか、アイアンマンみたい。
	鶴盛工業の超小型電気自動車。 　どのくらい小さいかと言うと、ビルのエレベーターにも乗るのだとか……確かに、排ガスを出さない電気自動車なのだから、屋内で使う、或いは屋内に持ち込む、と言うのもアリだと言う訳か。 　そして、移動販売車として使う際には写真のようにボディをスライドして広げる。 　これは面白いアイデア。
	豊田合成のエアバッグカーだけど……色といい、質感といい、何だか青虫みたいだ……
	毎度出て来る、日野レンジャーのパリダカ仕様。 　さすがに見飽きた感が……
	三菱ふそうのコンセプトトラック。 　蜘蛛をイメージし、複数のクレーンアームを装着していますが……駆動する油圧が不足していて、一度に１本ずつしか動かせないのだとか……
	これまた今回も登場。

■その他の展示
	ホンダブースにて…… 　これって発電機？スゴいな、と思ったら、蓄電池でした。 　発発風のデザインが面白いし、これはこれでいいかも。
	ヤマハブースにて 　まるで「攻殻機動隊」のようなヘルメット。 　カメラで撮影した画像に様々な情報を重ねて、バイザー内側に投影するのだとか。 　うーん……
	こちらもヤマハでロボットライダー。 　バイクに跨がり、最終的には、トップライダーを凌ぐ走りを目指すとか…… 　突飛な目標とも思えるが、アシモ発展型で、サッカーのワールドカップ優勝チームと戦って勝つ、とか言っていたホンダよりは現実的かも。 　（こちらは既にバイクを走らせる事が出来るので）
	ＵＤトラックスで、ＩＴＳサービスの説明をショー形式で賑やかにやっていたけど……これで言いたい事が伝わるのか、ちょっと疑問。
	アサヒ　ドライゼロ 　今回も無料配布していました。 　折角なのでソーセージをつまみにグビリと。

■モーターショーの華
今年も恒例。
		アバルトのお姉さんはこんなトコにサソリがついてる……
		踊るＪＡＦのお姉さんたち。
		カーメイトはサンダーバードでした。
		日野のモーターショーイメージキャラクターは武田梨奈。 　上映されていた映像内で木箱とか打ち壊していたけど、彼女にとっては楽な仕事ですな。 　（ＰＡＲＣＯでは瓦を割らされていた人なので）
		ＡＵＤＩブースは、お姉さんだけでなく、イケメンお兄さんが…… 　当然、カメラ女子がレンズの砲列を……と言う男女逆転の図式となっていました。

	終了時間、整列しての挨拶。
	会場の外では、プロジェクトマッピングが行われていました。

　（参考）
　・１９９９年の様子
　・２０００年の様子
　・２００１年の様子
　・２００２年の様子
　・２００３年の様子
　・２００４年の様子
　・２００５年の様子
　・２００７年の様子
　・２００９年の様子
　・２０１１年の様子
　・２０１３年の様子

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