東京モーターショー　２０１３
Ｔｈｅ　４３ｓｔ　ＴＯＫＹＯ　ＭＯＴＯＲ　ＳＨＯＷ　２０１３

　第４３回　東京モーターショー　２０１３に行って来ました。

　今回は、仕事で１１月２０日のプレスデー初日、プライベートで１１月２３日の一般公開日初日と２６日、合計３日、会場に足を運びました。

　２３日は、友人たちと共に行きました。
　集合は、１１時半に新橋駅前とし、駅前のニュー新橋ビルの地下街で昼食。
　それから、ゆりかもめに乗って・・・モーターショー会場には向かわず、まずは寄り道。
　なにせ、公開初日だけに、混んでいるのは間違いなく、これでは人ごみを見に行くようなもの。少し、タイミングをズラせて行こう、と。
　そんな訳で、船の科学館跡地にある南極観測船「宗谷」を見学、その後、科学みらい館へ・・・ここも「お台場モーターフェス」の会場になっており、それも含めて結構楽しんでしまいました。

■スマートモビリティシティ２０１３
	併設の「スマートモビリティシティ２０１３」は、前回よりも縮小方向。 　会場の西展示場４Ｆには、部品メーカーの展示も行われ、それでも空いたスペースには、このように試乗コーナーが設けられていました。
	何か、アニメチックなものが置いてあると思ったら・・・案の定、大河原邦男デザインでした。

■注目の車両（２輪車）
	カワサキ　三輪電動ビーグル 　今回、ウケたうちの１台。 　「三輪電動ビーグル」と言う無骨な名前もそうだが・・・「電池と言えば円筒形だろう？」と言うカワサキの漢っぷりがステキ。 　あと、イメージとしては、かなりタイバニ入ってるかな。（変形もするし）
	カワサキ　２輪用スーパーチャージドエンジン 　Ｚ系の４気筒にスーパーチャージャー・・・って言ってもルーツブロアーなんかじゃない、軸流タービンつけて本気でブーストかけるつもりか。 　一体、何馬力出すつもりだ？ 　漢のカワサキ、やるとなったら世界最速・世界最強、と言うのは、確かにらしいのだけど・・・
	スズキ　リカージョン 　スズキもターボをつけてきたが、こっちは２気筒にしてダウンサイジング。 　ま、それが常識ってもんだが・・・
	ヤマハ　ＭＴ−０９ 　これ、カッコいいな・・・ポジション的にはＴＤＭの後継？と言う位置付けだろうか。
	ホンダ　ＣＢ１１００ 　アースカラーの特別色。カッコいいなぁ、コレ。
	ゴールドウィング　Ｆ６Ｃ 　ゴールドウィングのネイキッド。 　以前、ワルキューレと言うモデルがあったけど、今度の方が迫力もあって格好いい。

■注目の車両（４輪車）
	日産　スカイライン 　いいじゃないか、コレ。いかにもスポーツセダンらしい、精悍な顔つきがいいね。
	日産　ＢｌａｄｅＧｌｉｄｅｒ 　ル・マンに出場した「ＺＥＯＤ　ＲＣ」のロードモデル。 　 　今回の日産のハジけっぷりは大したもの。
	日産　ＩＤｘ 　これは・・・もろ「７０年代」と言う風情で、これが若手の企画と言うのが信じ難い。 　でも、このダサいというか無骨と言うか・・・これが日産だぜ、と言う意気は感じられる。
	トヨタ　ｉ−ＲＯＡＤ 　トヨタの電動パーソナルモビリティ。 　リーンもするので、屋根付き３輪スクーターと言う所か・・・ 　これがステージ上のコースを走り回っていました。 　実はコレ、後輪がステアする。 　要するに・・・フォークリフトだ！
	ヤマハ　ＭＯＴＩＶ 　ヤマハの４輪。 　さすがヤマハらしく、格好はいい。
	スバル　レヴォーグ 　レガシィ　ツーリングワゴンの後継となる新型ワゴン。 　ワールドプレミアだけあって、スバルブースでは、スモークまで炊いて仰々しくプレゼンをやっていました。
	マツダ　アクセラ 　よくよく考えれば、これってファミリアなんだよね。 　「赤いファミリア」。そう言えば、今回展示されていたアクセラは全部赤でした。
	三菱　キャンター　エコハイブリッド 　女性トラックドライバー用、だそうだ。 　女性用だからピンクって、今時どうなの？と突っ込んでやろう、と思っていたのだけど・・・ほんとに社内の女性たちで企画してコレなんだそうな。 　（企画した女性スタッフが説明員で会場にいました） 　あ・・・そうなの。
	ルノー　ＤｅＺｉｒ 　フランス人に好きなようにやらすと、とんでもないことやる、と言う好例。 　正に、コレぞアヴァンギャルドだ。
	ホンダ　ＮＳＸコンセプト 　幾度もコンセプトモデル出展を繰り返しているが・・・ＭＩＤ４みたいなことにならないか、ちょっと心配。
	ホンダ　Ｓ６６０コンセプト 　今回、注目していた１台。 　人気も高く、終了間際まで大賑わいでした。 　クルマの方は、モックアップとランニングプロトの間くらいの出来。 　インパネ操作系がタッチパネルと言うのは実用性に疑問があるし、展示モデルのブレーキキャリパーとローターはダミーだった・・・はてさて、どうなるのか？
	復元したＳ３６０と並べて。

■その他の展示
	トヨタブースにて・・・ 　今年はタイムマシンを展示。
	トヨタウン 　堺雅人はあまり似てない。でも、阿部寛は雰囲気が出ていたのではないかな？
	いすゞ　ウーズレートラックと謎のゆるキャラ
	日産も・・・ 　８０年前のダットサンを復元。
	三菱も・・・ 　こちらは、初代キャンターだ。
	ヤンマー　次世代トラクター 　ＫＥＮ　ＯＫＵＹＡＭＡ　ＤＥＳＩＧＮによる、トラクターのコンセプトモデル、ＹＴ０１。
	アサヒ　ドライゼロ 　勿論、モーターショー会場でビールは御法度。 　でも、ノンアルコールなら・・・と言うことで、会場で無料配布していました。 　会場内は人いきれで暑く、空気も乾燥しているので、乾ききった喉には堪らん美味さだったが・・・ 　いいトコで配るよなぁ、と感心した。

	日野　メディカルバス 　ハイブリッドバスも新登場ではないので、新鮮味を出すために移動病院たるメディカルバスにした。 　ハイブリッドならば、大容量の電池を使って医療用機器に電源を供給も出来るので、確かにいいアイデアなのだが・・・ 　コンパニオンがね・・・まぁ、ナース姿と言うのは判る。 　でも、黒ストッキングはいかんだろ（しかも、プレスデー初日は黒エナメルのハイヒールだった）、これじゃコスプレ風俗だぞ、と。
	そんな声が届いたのか・・・後日、白ストッキングになっていた。

■モーターショーの華
これも恒例。 　しかし・・・スズキはいい意味で出し惜しみをしない。 　ステージプレゼの後で、モデルさん全員をステージに上げてフォトセッションの時間を取るなど、サービス満点。
		ＶＷのコンパニオンは今回もかわいかったなぁ。

	ウーズレートラックのハイカラさん。
	・・・何だかスゴい人気だ。 　対面のヒュンダイ（写真下）が気の毒だったなぁ。

そんなこんなで終了時間の夜８時。 　コンパニオンさんも挨拶して引き上げて行きました・・・

　今回、結構、見所多く、前回よりも「まだまだ見たい」感がありました。
　名残惜しい感じで会場を後にしました。（それで、結局、２６日にも見に行ってしまいました）

　（参考）
　・１９９９年の様子
　・２０００年の様子
　・２００１年の様子
　・２００２年の様子
　・２００３年の様子
　・２００４年の様子
　・２００５年の様子
　・２００７年の様子
　・２００９年の様子
　・２０１１年の様子

［戻る］