　金曜、頑張って仕事を早めに片づけ、ＷＭＣつきみ野で「ＳＰＡＣＥ　ＢＡＴＴＬＥＳＨＩＰ　ヤマト」観賞。

　この映画、どう作ったって批判は避けようがない難物を、結構上手く料理したのではないかな、と。

　物語の素材は、オリジナルの第１作のストーリーに、「さらば宇宙戦艦ヤマト」の設定やエピソードを交えた感じ。
　設定はかなり変わっているけど、そのストーリーラインとエピソードはかなりオリジナルに忠実。
　ガミラスの設定（さすがに、今更、青い顔の人型宇宙人を出す訳にはいかないでしょ）も、上手く現代風にアレンジしていた。

　キムタクの古代は、まぁ、いつものキムタクっちゃあそうなんだけど、これはスター故しゃあない。
　結構力の入った演技や、らしくない熱血も見せていて、まぁ、頑張っているかな、と。
　あと、オリジナルでは森雪が紅一点だったのに対し、大分、女性が増えたなぁ・・・。

　メカニックの方はかなり凝った造形で、これは結構いいかな、と。
　ただ、松本メカの味は薄く、このセンスはスタジオぬえ、要はマクロスの雰囲気に近い。
　コスモゼロなんて、ナットクラカー方式の変形するんだからなぁ・・・バルキリーかよ、と言う感じ。
　あ・・・でも、ここまで出来るとなると、実写版も「マクロス」も出来るだろうなぁ。
　それは結構観たいぞ。
　ＶＦＸの出来もまずまずですが・・・「ヤマト」特有の極端にパースをつけた構図、これがＣＧだと難しいようで、ちょっとばかり迫力に欠けた部分があった。
　あと、山崎貴監督は、戦闘シーンの演出、特に戦闘機アクションがからっきし。飛翔感がまるでないし、動きにも違和感大。

　佐藤嗣麻子の脚本は、人間ドラマはいいのだけど、ややテンポが悪い感あり。
　この映画で、あんまりベタベタの人間ドラマを見たくないんだけど。
　一方、宇宙戦闘のクライマックス、七色星団の決戦があっさり流されてしまったのには不満大。

　文句もあれこれ言ってしまいましたが、それでもこれは確かに観る価値のある１本。
　衝撃的だった、あの「宇宙戦艦ヤマト」には及ばないにしても、それでも日本映画がここまで出来る、と言う内容で、まずは満足。

	今日は、ビッグサイトで開催されている日本最大の環境展示会「エコプロダクツ２０１０」に行って来た。　実は、はらの仕事と言うのは、一応、環境対応なので・・・まぁ、一応、こうした勉強と言うか情報収集もしなければならないんですよ。
	今年の話題は、やはりコレか。　電気自動車。　特に、発売を間近に控えたリーフは大人気。