東京モーターサイクルショーに行く

　４月４日、毎年春の恒例イベント、東京モーターサイクルショーに今年も行って来ました。

　かつてのカスタムバイクショーの色合いもすっかり薄れた東京モーターサイクルショー、それでもバイク好きには面白いイベントです。

　日曜日は、小雨が時折パラつく曇天となったせいでしょうか、今回は前回に比べ、大分楽に入場出来ました。

会場の様子
	今回は、残念な事に無料展示コーナーなし。 　雑誌コーナーからカスタム車展示コーナーまで、全て有料展示となっていました。 ←これが本来の展示内容だったんですが・・・ 　規模を大分縮小したカスタムバイクの展示コーナー。
	屋外では、例年のように即売会・試乗会と共に、トライアルのデモンストレーションがありました。 　国際Ａ級選手の繰り出す超絶ライディングの連続（それを、笑顔でやってるんだよね・・・(^^;）に、何でバイクであんなことが出来るんだ？と、吃驚することの連続でした。
	トライアルのデモンストレーションには、発売されたばかり（３／３０発売）のヤマハ・トリッカーも特別参加。 　さすがに競技専用車のトライアラーと比べると重さはあるけれど、見ただけでも伝わる扱い易さは魅力的。 　割と重量車ばかりを乗り継いで来たはらも、思わず欲しくなっちゃうようなバイクですねぇ。(^^)
	こんなメーカーも出展していました。 　タカラは、Ｑカーに続き、最近では乗り物市場にも本格進出する勢いか？
★躍進するアジア勢
	最近、二輪市場では、中国・韓国・台湾のアジア系メーカーの躍進ぶりが目立ちます。 ←こちらは中国のサンヤン。 　昨年は初登場と言う事で派手に演出していましたが、今年はちょっと控えめ。 　でも、ブースの広さと展示の台数は気合い入ってます。
こちらは初登場、台湾のキムコ　→ 　小排気量から大排気量まで、ズラリとフルラインナップ揃え、低価格を武器に殴り込み、と言う所でしょうか。

■お！■
	ジレラ・ランナーの兄貴分。 　２スト・５００ccのエンジンを搭載するモンスタースクーター。 　最大出力５０ps、メーターには２００km/hまで刻んでありましたが・・・ 　うーむ。(^^;
	Ｗ６５０のカスタム。 　なかなか渋いカフェレーサー仕立て。 　（まぁ、不良中年の乗物だなぁ(^^;）
	Ｖ−Ｍａｘにターボとスーパーチャジャーを装着。 　最大出力は３００ps以上・・・って。(^^;;;

■ついに出た！■
	まぁ、正直言うと、いつかやるヤツがいるだろうと思っていました。(^^; 　特にマジェスティ登場以後、大型スクーターをベースにすれば可能性はありそうだな、と思い、実際、それに近いカスタムも以前、登場した事はありましたが・・・ここまでのものは初めてです。 　いやぁ、こりゃ、これを見るだけでも今回のショーに来た甲斐があった、と言うものです。(^^; 　言わずと知れた、「ＡＫＩＲＡ」に登場した、”金田のバイク”ですね。 　今回のモデルは実走行は可能なようですが、保安部品などもまるでない、コンセプトモデル。 　企画の「ＮＥＯ−ＦＵＫＵＯＫＡ」と言うのも詳細不明で、これからどうなるのか判りませんが・・・その出来映えはなかなかです。
カウルの下に隠されたメカニズム・・・　→ 　複雑なチェーンの取り回しで、これで実用になるのか、ちょっと不安。 　ステアリング機構も独特です。 　（いずれも特許申請中とのこと）
後ろから見たスタイルもなかなか。 　メーターも、それらしく再現されています。

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