１１月の日記

１１月３０日

　■１１月に観た映画

　１１月に観た映画は……

　「バリー・シール／アメリカをはめた男」
　「彼女がその名を知らない鳥たち」
　「ラストレシピ　麒麟の舌の記憶」
　「ゲット・アウト」
　「マイティ・ソー　バトルロイヤル」
　「ザ・サークル」
　「ゴッホ　～最期の手紙」
　「ノクターナル・アニマルズ」
　「人生はシネマティック！」
　「不都合な真実２：放置された地球」
　「シンクロナイズドモンスター」
　「密偵」
　「ＧＯＤＺＩＬＬＡ　怪獣惑星」
　「ＫＵＢＯ／クボ　～二本の弦の秘密」
　「ローガン・ラッキー」
　「火花」
　「ｇｉｆｔｅｄ／ギフテッド」
　「ジャスティス・リーグ」
　「最低。」

　１９本か。今月も少ないな……うーん。
　年間鑑賞本数、今年は去年よりも大分少なそうだな……

１１月１７日

　■「不都合な真実２：放置された地球」

　この映画、金曜仕事の後で観賞……ただ、この内容、自分にとっては、仕事なのか遊びなのか判然としない内容だけどね。

　これは、米国元副大統領のアル・ゴアが１０年前に製作したドキュメンタリー映画の続編。

　映画は、前作「不都合な真実」に対する非難のコメントの数々に始まる。　
　我が国では、「地球温暖化」は２０世紀の危機でとっくに否定された古いもの、と言う認識だが、それは米国も似たようなもの。
　「地球温暖化は環境ビジネスの方便だ！」と叫ぶ人々は、巨大石油資本の御用学者に踊らされ、彼らのビジネスと利益の為に、それを主張しているのだから滑稽なもの…・と言うか、人とは己を批判する言葉をそのまま敵対者にぶつけるものなのかも知れないが。

　それにしても、映画が描き出す地球温暖化を放置した結果は、恐ろしいもの。
　爆発しながら崩壊しているグリーンランドの氷床、観測基地は海抜低下により、土台支柱の上に取り残され、はしごを使って登り降りしないとならない。
　（修理しようにも海抜低下のスピードが速すぎて追いつかない！）
　また、前作では理性的だったアル・ゴアが、前作発表以降、公聴会で弾劾され、政治世界から追放居場所をなくし、己の主張が通らずにプレゼン途中に幾度も言葉を荒げるのも印象的だった。

　映画のクライマックスとなるのはパリ協定の調印式で、これで漸く世界が足並みを揃えて温暖化対策を進めるのか、と思いきや、アメリカは協定から離脱……と言う悪いニュースで幕を閉じる。

　将来を考えると気が重くなるのだけど、正直な印象、温暖化はもう止められないのだろう、と思う。
　日本など「科学的に否定された」と言う主張が未だにまかり通る有様だしね……
　映画の話ではないが、ある米国の気象学者の言葉が印象に残っている。
　彼はこう言ったのだ。
　「息子には銃の撃ち方を教えます」
　……まぁ、世紀末とはそう言う時代になるのだろう。
　ただ、そうした未来に目を閉じ、迫る危機を告げる言葉に耳を塞げば、今の暮らしを続けていける。子供や孫の世代など、どうなろうが知った事か、と言うのが世論なのだから仕方ない。
　それが現代、ってものなんだろうけど。

１１月１１日

　■土曜日は……

　午前中に通院と水槽の水替え。
　午後は映画を観に行く。
　映画は「ザ・サークル」。
　エマ・ワトソン主演のサスペンスで期待はしていたのだが……うーん。
　これはちょっと残念な出来。
　これじゃブラックジョークにもなっていないと思うんだな……

１１月６～１０日

　■アメリカ出張

　６日の月曜から１０日金曜まで、アメリカ出張する役員に随行して出張。

　通常、デトロイトはデルタの直行便を使うのだけど、今回は役員の趣味でＪＡＬ。まぁ、ＪＡＬならマイルが溜められるのでありがたい。
　しかし……役員はビジネス、こっちはエコノミー。しかも、直前予約したので、４人がけ中央じゃ面白くないので、今回アップグレードを敢行。溜めたマイルが使えるはず、と思っていたのだけど、これが大分前のもの（最近、ＪＡＬを使わせてくれないもので）で、マイル失効しており、残存マイルでは足りず、結局、自腹を切るハメに……まぁ、それでとれたプレミアムエコノミー（さすがにビジネスを自腹では切れない）、最前列、通路側で文句なし、だ。
　（なので、飛行機の中で映画レビューを書いていた）

　シカゴ経由でデトロイト、概ね１７時間掛けて辿り着き、時差ボケのまま会議に突入……今回は予定ぎっしりだ。

	今回の宿はヒルトン。まぁ、ヒルトンって言ってもシティホテルのガーデン系列だから、そんなに高価な訳ではないが……さすがに、いつものモーテルに毛の生えたような安宿ではない。
	仕事の方は連日予定ぎっしりで、しかもホテルに戻ってからも資料作りに追われる事の連続……やれやれ。 　その為、食事はちゃんとしたレストランに行けず、夜遅くまで営業しているホテルの近所のバーで軽食を食べるばかりだった。なので、アメリカに行ってるのに、腹八分目ペース。 　（日本で言うなら酒のつまみ一品にビール一杯、と言う所だからね） 　例えば、ハンバーガーにバドワイザーとか。
	ステーキも食べたけど、ワンプレートだった。（１２オンスくらいかな？）
	これは中華風のバーでチキンヌードル。（想像していたものと違った）
	帰りはひとりで帰る事になった。 　デトロイト空港でチケットを発行、記載されたゲートで待っているのだけど、何時まで経っても飛行機が来ない。 　搭乗予定時間を過ぎ……何のインフォメーションもない、おかしいな、と延々歩いてセンターホールまで戻り、表示を見ると……搭乗ゲートが変わっていた。 　（多分、アナウンスはあったと思う……でも、東部の早口の米語はよく聞き取れない） 　慌てて、変更になった搭乗ゲートに急ぎ、搭乗。 　落ち着いた所で、ドア閉止の直前に日本人客が駆け込んで来た……あ、さっき教えてあげればよかったかな。 　飛行機はＣＲＪ機で、小さな飛行機だったけど、凄い静かな飛行機だったな。

　そしてシカゴへ。
　ここで、日本行きのチケットを発行、漸く席が確定。
　帰りのアメリカン航空は、ビジネスとエコノミーしかなく、しかも、３人がけ中央席。しかし、アップグレードはさすがに出来ずで……でもまぁ、７８７なのでシートは割とゆったりしているので、まぁいいか、と。
　しかし、隣席の女性の体調悪く、離陸直前には吐き気を催し、離陸後化粧室へ……その後も具合が悪くなったり、飲み物を零したりで……あまりのんびり出来なかった。
　（ただ、その度に席を立っていたので、トイレなど用足しには困らなかったが）
　飛行時間は1３時間半を予定していたが、１３時間を切って成田着。
　その後、ＮＥＸで帰宅。

　帰宅後、荷物を解いてスーツケースを片付け。
　一段落した所で、体力尽きてそのまま寝落ち。

１１月　４日

　■東京モーターショー２０１７

　土曜日、今回５回目となる東京モーターショーに友人と行って来た。
　いつものように新橋駅前に昼前に集まり、今回は駅前でナポリタンを食べてから会場へ……と言うか、その前にちょいと寄り道。

	お台場でガンダムを見たり……
	青海のＭＥＧＡ　ＷＥＢ内のヒストリックガレージにも寄り道したのだけど、こちらでは左写真のような木炭車や……
	トヨタスポーツ８００のガスタービンハイブリッドなどと言うものを見る事が出来た。
	しかも……おお、これってＭＲ２の幻のグループＳ車両ではないか。
	さらに、これまた希少なトヨタ２０００ＧＴの北米向け輸出モデルの試作車があって、エンジンをかけてくれたりもして……ここまでで結構お腹一杯って感じ。
	で、そこから漸くモーターショーへ。 　ま、ショーの様子はこちらを参照。
	燃料電池バス……こんな金喰い虫を大量導入するなんて、東京都はなんてお金持ち、と言うか、オリンピックがいかに金喰いイベントって事か。
	スズキはモデルさんをステージに並べ「これからフォトセッションでーす」とやっていた。 　まぁ、その方が手っ取り早く“客”のニーズに応えている、とは言えるが……さすがスズキ。

　■モーターショーの後は……

……結局、お姉さんのかわいい新橋の居酒屋「田はら」へ。 　実は、ここ、和風居酒屋なのに、女将は中国人。 　なので、徐々に本領を出し始めたメニューにはちょっと苦笑。 　でも、美味いし、安いのでいいのだけど。

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