ＲＯＭをテストする（３）

　今日は、先日トラブルを起こしたＲＯＭ（Ｖｅｒ．２７）と、現在装着中のＶｅｒ．２６の比較をじっくり行ってみることにします。
　ってな訳で、昼過ぎ、腹ごしらえをしてから例によって磯子の工業団地に出掛けました。

　綺麗に回るものの、ピックアップがいまいち物足りない感じのＶｅｒ．２６ですが・・・データログしてみると、これが意外にも、実用域と言える３０００〜４０００rpmの領域においてはＶｅｒ．２７よりも速い。
　（つまり、そこでのパワーは出ている）
　フィーリングと反対の結果にどうにも納得がいかず、空燃比もチェックしながら繰り返しデータを取って確認したのですが、何度やっても同じ傾向。

　詳しくみていくと、加速補正と回転増量をいじったＶｅｒ．２７は、踏み込んだ瞬間のピックアップはいいものの、その後、全開にしてしまうとＶｅｒ．２６よりも、一旦、燃料が薄くなる傾向にあるようです。
　回転増量が効いてくる４５００rpmから上の回転域においては、Ｖｅｒ．２７の方がいいのですが・・・
　この辺り、更に詳しくデータをチェック（・・・する時間があるのか？(^^;）した上で、回転増量補正をまだまだリファインする必要がありそうです。

　で、悩んだ末に、今日の所は、結局、焼き直したＶｅｒ．２７を装着する事にしました。
　やはり、データよりもフィーリングがいいんですよね、このＶｅｒ．２７。
　弾けるようなレスポンスと、鋭いピックアップ・・・この美点を活かして、更に詰めて行きたいなぁ・・・

PS
　先日、トラブルを起こしたＲＯＭもチェックの為にＥＣＵに載せてみましたが・・・まったく問題なし。
　・・・何だったんだ、一体？

PS2
　下り坂でハードブレーキングをすると油圧警告灯が点灯。
　オイルチェックをすると・・・うーん、ちょっと少な目か。（エンジン停止直後で、下限いっぱい）
　前回、オイル交換から約４３００km。エクセリュムＦ−０（0W-40）、ちょっと減りが早いかなぁ。

　（走行：１７９１０３km）

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