設定　その４　「その他」

　兵器以外の改変。

　兵器の製造体制なんですが、何のかんのと言われつつも、実際、日本人は勤勉ですから、それなりに頑張ってはいる。
　しかし、戦争後半、品質と生産ペースが目に見えて落ちていく（製造量グラフを見るとはっきりします）のです。
　これは、なによりも、原材料が枯渇しつつあったのが最大の原因ではありますが、それ以外にも、熟練工が徴兵されていき、頭数はそろえても、未熟な動員工に入れ替わったことも無視出来ません。

　これをちょっと改変。

　理想的には、軍需産業に従事する者に対しては、全面的に徴兵免除・・・と行きたい所ですが、さすがにちょっと無理か。
　ってな訳で、妥協案として考えたのが、「産業兵士」（いい名称が思いつかない(^^;）制度。
　要は、徴兵したうち、企業からの要請に応じて、熟練工については、配属先を本来就労していた工場とし、軍の監督官の元で、模範工として一般従業員の範となるようにする、と。
　こうすれば、徴兵による熟練工の引き抜きによる生産効率の低下が最小限に押さえられるでしょう。

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