「シックス・センス」

　ブルース・ウィリス主演のホラー映画。
　監督（及び脚本）は、Ｍ・ナイト・シャマラン。
　（監督にとって、これで長編は３本目。初のメジャー作品になるそうです）

　「怖い」と評判の本作ですが、確かに、怖い事は怖かった。
　（私、ホラー映画慣れしてないせいもあるんですけどね）
　夜になって、トイレに行くのが怖くなる作品は久しぶりでした。
　ただ、それで終わらない所が、この映画の魅力でもある訳で・・・その点からすると、ホラー調の演出や、特殊メークなどの”ショック描写”によって観客を怖がらせよう、と言う部分はちょっと気になりました。
　（そうまでしなくても、トイレに立った背後をさりげなく歩いて行く人影など、凄く怖かった!!）
　
　あと、話題の「秘密」ですけど、
　「主人公、実は死んでいました」
　と言うオチは、「あ、やられた！」とは思ったけど、ネタ的にはそんなに新鮮味は感じませんでしたねぇ。(^^;
　でも、まぁ、確かに意表は突かれましたし、それまでに違和感を感じていた部分が、ジグソーパズルのピースが収まっていくかのように、物語の中に溶け込んで行くのは気持ちよかったですね。

　あと、コール少年を演じた子役のハーレイ・ジョエル・オスモントの演技は素晴らしかったですねぇ。
　今年のアカデミー賞の、史上最年少の最優秀助演男優賞候補、との評判だそうですが、納得です。

　PS
　映画中に、シャマラン監督、自ら出演していますね。
　コール少年が入院した際、母親による虐待を疑った、インド系の若い医師がシャマラン監督です。

　（１月３日　横浜・相鉄ムービルにて）

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