「とっとこハム太郎　〜ハムハムランド大冒険」

　今日は、土曜というのにちょいと早起きしてみなとみらい、朝一番で「ゴジラ／ハム太郎」を観る為に出掛けました。
　冬休み中、チケット売り切れが続いた人気も、さすがに落ち着いて来てはいるようですが、それでも場内は、親子連れで６割の入りと言う所。
　久々に暗くなってもざわざわしている状態で、まずは「とっとこハム太郎」から上映が始まりました。

　これは、現在、小学生を中心に大人気のＴＶアニメ「とっとこハム太郎」の劇場版特別編。
　ふとしたことで、ハムスターたちの夢の楽園、「ハムハムランド」への扉を開いてしまったハム太郎たち、ハムスターの冒険を描いた本作は、ベテラン・出崎統監督によるもの。
　お話は完全に子供向けで、大人が観るにはちょっと・・・と言う気もしなくはありませんが、この映画、実はミュージカルで、登場人物が歌って歌って歌いまくる。それは、序盤の人が出てくる辺りはちょいヒキますが、ハムスターたちだけになると、ノリとスピード感がなかなかよくって退屈はしませんでした。
　この辺りは、さすがベテランと言う感じでした。
　（尚、クライマックスが、斜線だらけの”出崎シャドー”が入った止め絵になるのも出崎監督ならでは、です(^^;）

　話題となったのは、映画内に登場するハムスターのアイドル・ユニット、「ミニハムず」をミニモニ。が演じる事だったりしますが、このミニハムずのコンサートシーン、妙にＣＧとかに凝っていて出来がいい。
　まぁ、この部分だけ、別にミニモニ。のプロモーションに使うのだろう、と思っていましたが、エンディングのクレジットを見たら、このＣＧ担当は樋口真嗣なんですね。
　なるほど、出来がいい訳だ・・・と言うより、東宝は人材の使い方を間違えているような気がするなぁ。(^^;

　（１月１２日　ＷＭＣみなとみらいにて）

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