シャーク・ナイト
これは、「ホステル」シリーズのプロデューサーによるホラー映画。
湖に浮かぶ島の別荘で週末を過ごす為に訪れたサラたち７人の大学生。
早速、水上スキーを楽しんでいたひとりがサメに襲われ、片腕を食いちぎられてしまう。
だが、それは悲劇の始まりに過ぎなかった・・・
湖畔のバカンス、ビキニの女子学生を襲う血の惨劇・・・と、これはもう、定番の殺人ホラーの舞台。
あとは、そこに現れる殺人鬼と、その殺害方法が映画の見せ所。
この映画、“凶器”としてサメを使ったと言うのがウリで、更に、サメに小型カメラを取り付け、人を襲うシーンを録画してネット配信する、と言う設定にして来たのは、いかにも今風。
まぁ、サメによる殺人シーンの高額配信で稼ぐ事が目的なのか、サラに対する復讐なのか、その辺りが曖昧で詰め切れていないのはＢ級映画で、公開制限緩和するためか、残酷描写を控え、エロ度も低め。
この辺り、「ホステル」のプロデューサーの映画、と言う触れ込みからすると物足りませんし、エロ度・バカ度・悪ふざけの少なさも、（恐らく）ライバルとする「ピラニア」シリーズに対して、ちょっと弱い。
冒頭から、誰が生き残るのか読めてしまう、安易な設定と展開、そして少ない見せ場のほとんどを予告編で見せてしまっているのも苦しい。
Ｂ級なのははっきりしているのですから、Ｂ級なりの意気込みを見せて欲しい所です。
PS
あ、エンドロール後の、出演者勢揃いしてのラップは、ちょっと面白かった。
むしろ、これが予告編だったらよかったかも。
（月日 ＴＯＨＯシネマズららぽーと横浜にて）
（作品データ）
■監督
デビッド・Ｒ・エリス
■出演
サラ ・・・ サラ・パクストン
ニック ・・・ ダスティン・ミリガン
（その他のキャスト）
クリス・カーマック キャサリン・マクフィー ドナル・ローグ ジョシュア・レナード
ジョエル・デビッド・ムーア シンカ・ウォールズ アリッサ・ディアス クリス・ジルカ
ジミー・リー・ジュニア
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ネイチャードキュメンタリーでは決して見せられないショーを始めよう・・・
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