「ジュエルに気をつけろ！」

　本日は、伊勢佐木町で歓送迎会。
　ま、宴会は通常９時で終わるから、それからみなとみらいのマイカルまで徒歩で移動して、９時３５分の「ジュエルに気をつけろ！」のレイトには充分間に合う筈・・・と計算したのだけど、宴会が長引いて終わったのが９時過ぎ、まぁそれでも１５分はあっから、２km程度だから充分間に合う筈だよな・・・と、時計を見直すと、「９：２８」。(^^;
　うええ、あと、７分っきゃねーぞ、と酒が入っているのに、大急ぎ。
　結局、マイカルに着いたのは９時４０分。
　窓口に駆け込んでチケットを買い求め、予告編上映中の劇場に滑り込みセーフ。

　・・・映画を観る前に疲れてしまったぞ。(^^;

　この映画は、リブ・タイラー主演のお色気コメディ。
　とにかく、リブがめちゃくちゃ可愛くてセクシー。
　この映画、殆どリブ・タイラーで保たせていると言っても過言ではないかも。

　美人でセクシーなジュエル。
　ふとしたきっかけで彼女と同棲することになった、貧乏バーテンのランディと、その従兄弟の敏腕弁護士、そして殺人課の刑事。
　立場も年齢も違う３人が、いずれもジュエルに一目惚れ。
　この３人の告白から、物語を組み立てて行く、と言う構成です。
　
　正直な所、この構成は上手く行っているとは言い難い。
　３人の告白はいずれも自己中心的で、いずれも自分に都合がよく、そして、ジュエルの姿も彼らの思い込みが反映されている。
　そうした３人なりのドラマが、終盤、ランディの家で３人が鉢合わせして・・・さて、どうなる？と期待していると、これがハチャメチャの銃撃戦（ＢＧＭは「ＹＭＣＡ」だ！）になってしまうと言う、広げた風呂敷を破り捨ててしまうような展開。
　これはこれで面白かったけど、構成としてはちょっとなぁ、と言う印象でした。

　そんな映画を救うのが、リブ・タイラー演じるジュエルの可愛らしさ。
　「いつか自分だけの理想のお家に住みたい」と言う夢を持つジュエルは、その点だけ見れば、極めて家庭的で可愛らしい。
　実際、働きに出ている上に炊事・洗濯・掃除まで家事全般をこなし（リブが、アイロン掛けに家の修理、更に便所掃除までするんだよ）しかも、「セックス大好き」と言う、世の独身男性の妄想が具現化したような存在なのですが・・・最大の問題点は、その倫理観と行動。
　とにかく、自分の夢である「理想のお家」に住む為には、美人局だろうが、泥棒だろうが、殺人だろうが何でもあり。
　しかし、それでも嫌みにもならず、悪女にもなり切らない辺りが、不思議なキャラクターでした。

　そのジュエル役のリブ・タイラーですが、顔立ちは可愛いのだけど、首から下がデカい。(^^;
　か細い日本の女の子から比べたら弩級戦艦並の迫力ボディです。(^^;
　出てくる度に違う衣装も楽しめますし、ベッドシーンや、「プレイボーイ」誌のグラビア並の”セクシー・カーウォッシュ”はサービス度合い満点。
　リブ・タイラー、こんな映画で、ここまでやるかっ！ってな感じですね。

　いやいや、なかなか楽しませて貰いました。(^^;

　PS
　この映画、なーんと「Ｒ」制限なしですから、リブはとうとうブラ外しません。
　（谷間だけは殆どずーっと見せてくれますが(^^;）
　しかし、お子様に見せるにしちゃあ、かなり刺激的な映像だぞ。

　こんなんだったら、思い切って「Ｒ」指定して、もっと見せて欲しかったような気も・・・
　（さすがにそれは出来ないか(^^;）

　（５月２５日　ワーナーマイカルみなとみらいにて）

[戻る]