「ロスト・イン・スペース」

　今日は「ロスト・イン・スペース」です。

　これは、６０年代に製作されたＴＶドラマ「宇宙家族ロビンソン」を劇場用にリメイクしたもの。
　はらは、残念ながら元々のヤツは未見です。
　（「宇宙家族カールビンソン」だったら、よく知ってるのですが(^^;;;）

　２０５８年、人類は絶滅の危機に瀕していた。
　その危機を脱出する為に、深宇宙探検に出発するロビンソン一家の活躍を描く作品の筈なんですが・・・おいおい、なんで「人類の未来」とか「地球を救う」とかが話題にならずに、「家族の絆」とか「親子の愛情」などのホームドラマを延々とやっている訳ぇ？
　まぁ、百歩譲って子供たちに使命感がない（子供の世界感ってのはそんなものだから、と言う言い訳はつく）のは我慢できるとしても、大人がそれじゃ困るでしょうが。(-_-;)

　とぉ、言う訳で、なかなか緊張感を削ぐ仕上がりになっています。(^^;
　確かに、連続ドラマで緊張感を維持して行くのは厳しいのかも知れないけど（でも、「宇宙戦艦ヤマト」ではそれをやっていたぞ）映画だものねぇ、何とかして欲しい所です。
　もっとも、この続編を作る気なのかも知れませんが・・・
　（物語、完結してないんです・・・なんだか「続く」って出そうな感じ）

　まぁ、それでも見所は多くて、ＳＦＸ関係はかなり見事です。
　セットがかなり安っぽいのがなんだけど（「Ｓ．Ｗ」より大分オチて、せいぜい「ｽﾀｰｼｯﾌﾟﾄｩﾙｰﾊﾟｰｽﾞ」並）序盤の宇宙戦闘機のドッグファイトなどは見応えありました。

　子供まで対象にした作品だけに、エグいシーンや、スプラッタ場面もなく、そう言う意味では安心して見ていられるのも事実。
　（しかし、どうもＴＶのホームドラマを観ている感じがするんだけどね）

　まぁ、可もなく不可もなく、と言う所かな？(^^;

　（１月４日　マイカル松竹シネマズにて）

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