ＥＣＵを交換する（４）

　先日、ＥＣＵのＲＯＭを提供して頂いている、う〜さんから連絡があり、昨年末に頂いたＲＯＭ、ＨＲ３２Ｂ２２Ｂに問題がある、とのことで新しいバージョン、ＨＲ３２Ｂ２２Ｃを頂きました。
　問題は、高回転時にノーマルのままのレギュラーマップに切り替わってしまうようで、高回転時の力が弱い感じがすること。
　（高回転時のフィール自体は悪くないのですが・・・）
　今回のＲＯＭは、以前のＲＯＭのように、２面共同じマップを入れるようにした、とのこと。

　ＲＯＭ交換しての印象ですが、確かに高回転時のパワー感はＢ２２Ｂより上。
　それだけでなく、全体的にフィーリングがよくなっているような印象を受けました。

　どうも、Ｂ２２Ｂは、高回転時だけでなく、全回転域において、高負荷領域でレギュラーマップに切り替わっているような感じです。
　つまり、極低速域から加速しようとアクセル踏み込んだ時などにもぎくしゃくが出ていたんですが、これも、高負荷領域でレギュラーマップに切り替わってしまう為、マップの切り替えの部分でぎくしゃくが出ると解釈すると納得出来るのです。
　両マップ共同一データが入った、今回のＢ２２Ｃでは、そうした状況でもアクセルワークでぎくしゃくを消す事が出来（って、これは当たり前のことなんですが）、ドライバビリティは格段に向上しました。
　
　中回転域でのハーフスロットル時の気持ちよさは、そのままに高速域はより力強く。それでいて低速も悪くない・・・うーん、コンピューターチューニングってのは奥が深いもんだなぁ・・・
　段々、自分でもやってみたくなりました。(^^)

　（走行：１６２２６７km）

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