Ｖ ＬＯＧＧＥＲを取り付ける

　本日、Ｖ ＬＯＧＧＥＲの取り付けを行いました。

　Ｖ ＬＯＧＧＥＲは、テクトムが発売している、クルマ用のメーターの一種。
　複数のエンジンデータを外部モニターなどに表示するものです。

　この会社では、クルマのチェッカーコネクター（エンジンチェック時に使用する診断コネクター）に接続して、その内容を表示するメーター（ＭＤＭ−１００）を発売していたのですが、Ｖ ＬＯＧＧＥＲは今年出た新製品。
　ＭＤＭ−１００では、液晶画面に表示するだけだったのを、ビデオ出力し、モニターで確認したり、別にＣＣＤカメラを繋げればエンジンデータを画像とスーパーインポーズして出力し、それをビデオで録画して記録出来るようにするなどの機能を持たせたものです。
　（つまり、Ｖ（ビデオ）でログ（記録）を取る、から、Ｖ ＬＯＧＧＥＲと言う訳だ）

　はらは、以前からディーラーのサービスにあるチェッカー３とかって故障診断端末に興味があったので、これに近いものが買えるのであれば・・・と出た時から注目していたのですが・・・先日、交通費が支給され、ちょいと懐が潤ったのを機会に買っちゃいました。(^^)

　購入はテクトムの通販。
　値段は\39800＋税、送料は\25000円以上の買い物ならタダ、と言う事で、テクトム製品、通常のカーショップでは値引きなし、と言うことを考えると悪くない買い物です。

　申し込みから２日、昨日、物は到着し、本日、取り付けてみる事に・・・って言っても、私のクルマの場合、モニターはついているし、あとはチェッカーコネクターに接続するだけだから１分もあれば充分、って訳で、会社行く前にちょいちょいって作業したのですが・・・ありゃ、表示が出ないぞ。
　配線を幾度かチェックし、モニターの設定もチェックしましたが・・・特に異常なし。

　さて、困った。

　とりあえず、一旦、外して会社に行き、会社終わってから、またチェックしましたが・・・電源は入る、コントローラーも動作している、でも、モニターに表示が・・・あ。
　ここで、原因に思い当たりました。
　ウチに帰ってテスター取り出し、モニタへ結線するビデオケーブルの導通を確認・・・導通なし。
　・・・これだ。

　こうなりゃ話は早い。
　デッドストックのビデオケーブルを引っぱり出して、ケーブル交換、これで問題なく表示が出ました。
　これでＯＫ。
　ま・・・新品のケーブルが断線してるとは、普通、思わないものなぁ・・・

さて、肝心の表示ですが、表示内容は速度／タコ／水温（WTM）／インジェクター開弁率（D）／エアフロ電圧（AM）／点火時期（IG）／スロットルセンサー電圧（THP）など。 　（尚、吸気温度（ITM）は私のクルマの場合、出ません。あと、空燃比表示は別途センサーが必要） 　ＭＤＭ−１００の液晶式の表示では、以上の項目から２つを選んで表示していたのですが、Ｖ ＬＯＧＧＥＲの場合、カーナビ用の大きな画面を使うので全項目が一度に出せます。 　これはひとつの特徴だけど、表示方式によってはごちゃついて見辛い面もあるので一長一短かな。 　尚、私のクルマの場合、アイドル時に、 　エアフロ電圧　　　　　　　 ：　１〜１．１８Ｖ 　スロットルセンサー電圧　：　０．４０Ｖ 　点火時期　　　 　　　　　　：　１０〜１５度 　インジェクター開弁率　　 ：　１〜２％ 　って所。 　これを外れるようだと何かおかしい、って事なので記録しておきます。

　ま、今日の所は正常動作を確認しただけなんだけど、これから、これを使って最近、気になっているアイドル回転の落ち込みの現象把握とかに役立てていくつもりです。

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