ＥＣＵを交換する（８）

　今日は、朝からまたまた磯子の工業団地、人気のない道路端にクルマを停め、ＥＣＵのＲＯＭ交換。
　まずは、昨日到着したＧＲＩＤのＲＯＭを試しますが・・・排気温度警告灯が点灯、アイドルも安定しません。
　ちょっと様子をみますが、何とも危ない感じがするので、今日はここまで。
　昨日、吸い出したデータに問題があるのかも知れませんし、ＧＲＩＤに問い合わせてから、再トライすることにします。

　次いで自作のＲＯＭ、Ｖｅｒ．７。
　これは、ＧＲＩＤのＲＯＭを参考に燃料噴射と点火タイミングのマップを見直したもの。
　燃料は、トルクピークの５６００rpmまでをやや増量、それから上を減量して回転が伸びる感じを狙ってみました。
　燃料絞るのは排気温度上昇を招きますが、トルクピークから上の回転数であれば、使用頻度も低く大きな問題にはならないでしょう。
　点火の方は、トルクピークの下、４０００rpmの進角を意識的に早めて山を作り、トルクピークの前にトルクの盛り上がりをつけて繋がりをよくする狙いです。
　あと、アイドルを静かにさせる為に、アイドル時の点火時期を１度遅らせました。

　走ってみると、これがいい感じです。
　昨日のＶｅｒ．６で実用域は十分なトルクを出せていたのですが、今回の変更で、４０００rpmから身体をシートバックに押しつける力強い加速が得られ、そこから５６００rpmのトルクピークまで続きます。
　その上も回転は軽やかに上昇、何故か７８００rpmでレブリミッターが効いてしまうのですけど、そこまで一気に吹け切ります。

　勿論、中低速の性格はそのまま、実用域でも充分のトルクを出しています。
　まぁ、アイドリングは相変わらず高めですし、エアコンＯＮ時の不安定さもまだまだですが、これはいい感じに仕上がって来ました。

　（走行：１６６５２２km）

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