いろいろと作業する（２）

　今日は朝から久々の箱根行き。

　その帰路、シートヒーターのインジゲーターランプの作動がおかしい（ヒーターＯＦＦ時、イルミＯＮで点灯してしまう）のに気付いたので、まずはそのチェックから始めます。
　メーターカウルを外して、様子を見ると・・・ギボシで結線していたランプの配線が外れ、電流計のイルミ端子と短絡していた事が判明、これは配線を繋ぎ直して終了。

　さて、次はアイドル時、エアコンＯＮの対応です。
　今日中に何とかしないとまた１週間エアコンレスの生活、これはちと避けたい。

　そんな中で、「ひろっきーの暇つぶし」のひろっきーさんから、エアコンＯＮ時のアイドリング目標回転数のアドレス情報を教えて頂きました。
　早速、内容を確認してみると・・・エアコンＯＮ時の目標アイドル回転数は８００rpmに指定されています。
　現在、目標アイドル回転数は８００rpmにしているので、これでは確かにアイドルアップしないですね。

　そこで、データを書き換え、目標アイドル回転数を１０００rpmにしてみます。
　お、これは何とか回転を維持出来るかな？・・・ちょっと苦しいようだったので、エアコンＯＮ時のアイドル回転数を１１００rpmにして再トライ。
　これでもまだエアコンスイッチＯＮの瞬間に補正が追いつかず、回転がドロップしますが、そこでアクセル入れてやって補正が追いつくのを「待つ」と、あとは問題なさそうです。
　ちょっとアイドル回転が不安定な感じがするので、ＡＡＣバルブのイニシャルスクリューを開けてアイドルは１０００rpmに調整。
　これで確認すると、エアコンＯＮ・ＯＦＦ時共、概ねアイドル回転数は１０００rpm前後となって安定。
　さすがにここまでエンジン回っているとアイドル時のノイズはそれなりですけれどやむを得ない。

　ってな訳で、データスキャンをスタンバイして、例によって磯子の工業団地に向かい、実走チェック。
　（・・・実は、あまりの暑さに耐えきれず、着く前からエアコン使い始めちゃいましたが・・・走行には問題なし）
　エアコン作動はほぼ問題なしです。
　アイドルを上げたせいで、ヘッドランプ点灯しても不安定にならず、心配していた走行中のアクセルオフ→オーバーシュートで回転落ち込み→ストールと言う症状も発生しません。
　データスキャンでＡＡＣバルブ開度をチェックすると、通常アイドルで１０％、２０００回転で４０％で、サービスマニュアルにあった整備基準の値通り。
　そこからエアコンＯＮにすると、概ね＋３５％開指示が出て、アクセルをちょっと踏んでやると７５％開で安定します。
　（そうしないと５０％に届かず、ストールする）

　気になるのは、やはり１０００rpmでアイドルしている事によるアイドル時のノイズ。
　まぁ、元々静かなＲＢだけに、騒々しい、と言うことはないのですが、ちょっと気になります。
　あと、エアコンＯＮにすると全体的にパワーを喰われている感じで、クルマとアクセルを重く感じます。
　モニターしてみると街乗りで多用する２〜３０００rpmの空燃比がちょっと薄目。
　トルク感が希薄ですし、エンジンの音も悪いです。
　この辺りはフィードバック領域で理論空燃比に自動調整される筈ですが・・・要チェックかな。

　まぁ、とりあえずエアコンも使えるようになり、これからの暑さとじめじめする天気にも対応出来るようになったので一安心です。

　あと、今日は、エンジンオイルに「ＧＲＰ」を添加しました。
　「ＧＲＰ」は、ナップスにて春のセール期間中に購入しておいたもの。（２００cc、￥６３００）
　添加量は、初回はオイル量の５％と言うことで、２００ｃｃ１本、まるごと投入しました。

　とりあえず、今週はここまで。
　来週は、ＮＥＲの中島さんからアドバイスを貰っている、スロットルバルブのチェックを行うつもりです。

　（走行：１６６１９２km）

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