・・・事故る

　・・・と、言う訳でやってしまいました。
　自爆事故です。

　場所は、西湘バイパス、早川出口付近。
　私自身、身体の方は何とか大丈夫（首とか胸にちょっと違和感があるけど）、人を巻き込む事がなかったのが不幸中の幸いだったのですが、ダミアンは側壁に正面から突っ込んで大破です。

　・・・まぁ、今日は朝からパッとしなかったんですよねぇ。
　折角、暖かいのだからバイクで出掛けようかな、とも思ったのですが、何となく疲れが抜けていない感じで、かったるくて、いまいちその気になれず・・・それでも、まぁ、とりあえずクルマで出掛ける事にし、いつものように箱根に向かう途中の事でした。

　今日は西湘バイパス辺りから、自分でもちょっと変でした。
　いつもなら、スピード取り締まりを警戒して、流しているのですが、今日は、乗った直後からかなりのハイペースで走っていました。
　その後、料金所の先で、前のイプサムが頑として譲らず、これ見よがしに、走行車線のオデッセィと併走するのにキレて、その後もハイペース走行を続け、早川出口近くの緩い右カーブで、ゆったり流しているハーレーに追いつき、
　「ま、早川で降りるのだから、左からかわそう」
　と思ったのが運の尽き。
　丁度、ハーレーをかわそうと、車線を変更しかけた所で、ハーレーがウィンカーを出すと同時に車線変更を開始。
　こっちは向きが変わり始めているのでもう戻れない。
　とりあえず、ブレーキング・・・ノーズが巻き込み、リヤが流れるのを感じたのですが、目前にはハーレーのテールランプが。
　殆どパニック状態で、真横を向いた状態でブレーキを踏み続け、どこにも当たらずに止まる事を祈ったのですが、結局、そのままの姿勢で正面、やや左寄りを側壁にブツけ、その後、跳ね返って中央分離帯に軽く接触して停まりました。
　クルマはタイヤから前が完全に潰れ、ラジエーターはくの字に折れてエンジンにかかったクーラントが湯気を立てています。
　当然、身動き取れないし、眼鏡がどこかにスッ飛んでしまった（リヤシートに転がっていました）ので、クルマを動かせません。
　後続車を停めてしまいましたが、その中のライダー数人が手伝ってくれまして、クルマを路肩に寄せ、非常電話で道路公団と警察を呼びました。

	事故現場 　西湘バイパス　早川出口付近
	被害状況 　結構なダメージを受けてしまいました

　１５分程で、警察と道路公団が到着。
　実況検分と事情徴収が行われました。
　「何km/hくらい出てました？」
　と聞かれましたが・・・まさか大幅にオーバーしてました、とも言えず、　
　「前に走っているバイクに追いついたから、制限速度よりちょっと出ていたとは思いますが」
　と答えると、クルマの破損具合と、ブレーキ痕から、
　「まぁ、８０km/hくらいかな。大した速度じゃなさそうだなぁ・・・」
　と、警察官の方が判断してくれました。それでも、
　「速度超過と、追い越し違反は、違反つくからね」
　と、言われてしましました・・・
　
　その後、ＪＡＦが到着。
　後の処理を道路公団の方に任せ、とりあえず、近くの日産プリンス店へ。
　日産プリンス・小田原店までは５km以上ありましたが、ＪＡＦの方の好意で、「牽引距離：５km未満」扱いにしてくれて無料にしてくれました。
　しかも、更新された会員証を携帯しておらず、それ以前の期限切れの会員証しかなかったのですが、それも会員扱いとしてくれました。
　これは、本当に助かりました。

　プリンス店でちょっと見て貰ったのですが、クルマは結構重症。
　ヘッドランプは砕け、グリルは脱落、ボンネットはくの字に折れ曲がり、ラジエーターはメンバーごと折れ曲がっています。
　更に、左前輪はバーストし、左のホイールハウスは歪んでボディとの間に亀裂が入っています。
　更に、助手席のドアが後退してしまっているので、どうも、キャビン全体も歪んでいるような・・・
　ざっと見て、最初は「５０万かな」と言っていたのが、
　「いや、それ以上・・・８０万か、下手したら１００万円超えるかも・・・」
　と言う恐ろしい結論が。
　しかも、今年から車両保険をエコノミーにしたので、自爆事故の場合、保険が下りないのです！
　（保険会社にも連絡して確認しました）
　・・・もう、大ショックではありますが・・・仕方ないよねぇ、自爆だもの。
　結局、誰のせいにも出来ない。

　これは結構な大工事になりそうなので、クルマをよく知る、東神奈川店に修理は頼む事にし、小田原店には車両の回送を依頼して電車にて帰途につきました。
　・・・しかし・・・

　参った。

　みなさんも、くれぐれも事故にはお気をつけ下さい。

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