ワンダーフェスティバル　２００３

　８月３日、「ワンダーフェスティバル　２００３[夏]」に行って来ました。

　ワンダーフェスティバルとは、毎年夏冬２回開催される、日本最大のガレージキット（個人モデラーが作った自作の組立モデルキット）の展示即売会です。
　もっとも、最近では、完成品モデルやおもちゃ、あるいはそれらの中古品、コスチュームプレイや映像作品のプレゼンテーションなど、様々な”オタクアイテム”が一同に揃う（やってないのは同人誌くらい。それはこの後のコミックマーケットにて）、「日本最大のオタクイベント」と呼ぶのが相応しいイベントになっています。

	尚、現在の主催は海洋堂が務めていますが、イベントを立ち上げたのは、あの「ガイナックス」の母体となったゼネラルプロダクツです。
↑ 　こちらは、大人気の海洋堂の展示。 　 　こちらがガイナックス　→

　

ガレージキットいろいろ
	まぁ、いろいろな展示があるにせよ、やはり、ワンダーフェスティバルと言えば、ガレージキットなワケであって。 　その中で、はらが気になったものをピックアップ。 　（私的に、フィギィアはあまり趣味じゃないので、主にメカ関係になります(^^;） デストロイド・モンスター 　「超時空要塞マクロス」に登場したデストロイド・モンスター。 　さすがに、この大きさは大迫力。 　で、ちなみにコレは、ペーパークラフト。
	ヒューベリオン 　「銀河英雄伝説」から、ヤン・ウェンリーの第１３艦隊旗艦・ヒューベリオンです。 　ちなみに、ここでは、「銀河英雄伝説」に出てくる両軍の主立った艦艇をモデル化しておりました。(^^; 　（”疾風ウォルフ”のベイオウルフも、キルヒアイスのバルバロッサも・・・ケーニッヒも、パトロクロスもありました）
	ギガント 　「未来少年コナン」のギガント。 　うーん、これまたよく出来てる・・・
	レッドサン＆ブラッククロスより・・・ 　まぁ、これも仮想モデルなんだけど、ウォーターラインを見ると何だかホッとするよね。(^^; 　（元々船モノ好き） 　佐藤大輔氏の小説に登場する艦艇をモデル化しています。
	？？？ 　オリジナルの銅製モデル。 　機械化された生物と言うか・・・機械部品を使って生物をモデル化してると言うか・・・しかし、さすがにいい雰囲気を持っています。

★しかし、まぁ・・・ 　覚悟はしていたとは言え、やはり頭抱えたくなる状況ってのはあるもんで・・・(^^; 　そのうちひとつがドール（人形）関係、もうひとつがコスプレかな。 　特にドール関係は、フィギィアまで含めると現在のワンフェスの主流を占めると言っていい状況になっています。 　（右の写真は、ペーパームーンの１／１フィギィア）
	コスプレと略されるコスチュームプレイ（アニメや映画の登場人物の服装をすること）は、かなりの盛況。 　展示会場の混乱を避ける為、会場内でのコスプレしている人の撮影は禁止され、撮影は屋外でとなっていましたが・・・人気のある人の前にはカメラを構えた人の長蛇の列が・・・ 　（・・・この暑い中でよくやるなぁ） 　それと夏のイベントのせいでしょうか、かなり際どいコスプレしてる人が多いもので、目のやり場に困ると言うか、びっくりするような格好の人がいるんですよ、実際。(^^; 　（何かのコスプレなんだろうけど、目の前、男物のＹシャツ１枚まとっただけの女の子が通り過ぎれば、そりゃ、びっくりするって(^^;)

　尚、今回の展示の中で、思わず手が出そうになったのは、模造刀です。
　やはり、日本刀ってのは、何だか心に来るものがあるじゃないですか。
　まぁ、いわゆる名刀の模造刀ってのは興ざめするものがあるんですが、今回、目を引いたのは、兼定です。
　そう、土方歳三の刀。
　飾りっけのない、いかにも実践的な作りが、何とも値段とバランスしていてね、思わず欲しくなってしまいました。(^^;
　（勿論、買いませんでしたが）

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