「日露戦争物語」

　これは週間ビッグコミックスピリッツに連載中の江川達也のマンガです。

　このマンガ、スピリッツ上でたまに読んでいて、その内容が気になっておりました。
　で、単行本を購入した訳なんですが・・・

　単行本を読むまで、日露戦争に至る日本の道のりの中で、輝いていた日本の男たちを描くものだろう、と思っていたのですが（丁度、雑誌上で読んだのが、南方熊楠や高橋是清を取り上げた回だたので）・・・物語の狂言回し役であろうと思っていたやたら元気のいい若者、「淳サン」が、秋山淳五郎真之だと知ってビックリ。
　彼は、日本海海戦時の大日本帝国海軍参謀を務めた海軍中佐。

　つまり、このマンガ、「坂の上の雲」だぁ！

　・・・しっかし、笑ったのは第１話の最後のコマ。
　「秋山真之６歳･･･３０年後、海軍軍人として日本の運命をその肩に背負う男」
　これって、江川達也の出世作、「ＢＥ　ＦＲＥＥ」の第１話のラスト、
　「笹錦晶・・・３０年後、文部大臣になる男」
　と同じじゃないか。(^^;

　とりあえず、昨日買った３巻では真之が漸く東京に出た所。
　先はまだまだ長そうです。

　（２００２年９月１日　３巻まで読了）

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