「超時空要塞マクロス　〜愛　おぼえていますか」

　これ８４年の作品なんですねぇ。
　そう言えば、この１９８４年と言えば、３月に「ナウシカ」、８月にこの「超時空要塞マクロス」、１２月に「うる★やつら　ビューティフルドリーマー」だったかな、考えてみると凄かったんだなぁ、この年。
　（「さよならジュピター」もこの年の筈である）

　既に１４年も前の作品なのだけど・・・これもえらい面白いぞ。(*^^*)
　「メカと美少女」と言うジャンルは、「マクロス」が明示して、そして同時に「マクロス」が究極の１本だったと言うのがよく判る。

　今の視点から見ると、美樹本キャラは基本的に表情がつけにくく、陰影の付け方も今からするとクドい。
　作画レベルも、「ナウシカ」や「うる星」が手練れの原画マンをかっさらっていったおかげで、駆け出しの殆どキャリアのない若手（しかし、その中に若き日の庵野秀明が入っているからなぁ(^^;)に頼ったせいか、バラつきが多くて・・・

　･･･と、まぁ文句つける所も今となっては出てくるのだけど、「板野サーカス」は壮絶だし、ビジュアルインパクトも素晴らしい。
　クライマックスも盛り上げてくれるじゃないの。
　「愛　おぼえていますか」
　のオープニングが流れ出す所なんて、鳥肌が立つくらいゾクゾクしますねぇ。

　そうだよなぁ、高校生の時にこんなの観てりゃ、ハマっちまうよなぁ。
　と、思わず納得の１本でした。(^^)

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