「もののけ姫」

　本日、「もののけ姫」を観て来ました。
　３時半頃映画館に着いて、４時からの回は、もう既に入場不可。
　仕方ないので、時間潰して、５時頃に入場。ロビーで次回を待つことにしました。
　で、７時からの回は、真ん中付近のいい席を占めるコトが出来ました。

　うーん。
　さすがに入ってるなぁ。(^^;

　さて。
　作品としては、素晴らしいレベル。
　予告でやっていたディズニーの「ヘラクレス」の出来にも感心をしたのですが、それを遥かに凌ぐ出来だと感じました。

　悪人が出てこなくて、登場人物の全てが、懸命に生きているのが伝わってくるのはよかったと思いますが、勧善懲悪の物語を求めている人には判りづらい話だったかも知れません。
　（終劇後、「何をやっているか、わからない」との言葉が聞けました）

　私が感じたのは、「シュナの旅」との類似ですね。
　ヤックルも出てくるし、お坊さんを助けてアドバイスを貰う所や、森の奥の別世界、そこにいる緑の巨人、などなど、同じような部分も結構あると思います。

　しかし、これも「神を殺す」話なんですね。
　で、更に人間同士の戦いになって、
　「やはり、油断ならないのは、ひとか・・・」
　なんて台詞が出てくるあたり、
　「やはり、最後の敵は人間だったか」
　のエヴァとのシンクロも無視出来ないように思いました。

　ラストシーン、アシタカはたたらを踏むコトを決意するんですね。
　そして、サンは森に帰って行く・・・
　私は、守神を失った森からサンを連れ出し、故郷に連れて帰るのか、と思っていたのだけど。
　（「シュナの旅」だと、故郷に帰るコトになるんです）

　（７月１９日　横浜・相鉄ムービル）

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