「Ｔｕｎｉｎｇ　ＰＯＷＥＲＳ！２００６」

　今日は、「チューニング・パワーズ！２００６」に行って来ました。

　これは、日本の自動車チューニング「技術」を、ユーザーに知って貰う為のイベント。
　派手な飾り付けもなく、コンパニオンもおらず、殺風景な会場にクルマを置いただけ・・・ほんと、地味なイベントなんですよねぇ。
　（その分、内容はじっくりと見る事が出来ますが・・・）

　昨年までは４月に行われていましたが、今年は、７月２２・２３日の開催となりました。
展示車両 　
　「ＣＡＲＢＯＹ」誌でも取り上げられた、ＮＥＲのＲ３４。
　ＲＢ２５ＤＥ、ＮＡチューン。

　今回は、コレを見に行ったようなもんですね。
　そのエンジンルーム。
　ＴＷＭ製、口径５０mmの大径の６連スロットルをオリジナル（ただし、今度は中島さんが削り出したのではなく、シスコムエンジニアリング製）のアダプターで装着。

　ＮＥＲらしく、決して派手でなないのだけど、きちんとまとめられたエンジンルームの仕上がりです。

　その実力も、最高出力２５０ps／７０００rpm、レブリミットは９０００rpm（！）と言うもので、これは大したものだと思います。
　今回は、ショップ単位の出展ばかりではなく、「ＣＡＲＢＯＹ」誌に登場した印象的なクルマ、２４台を展示。
　（上のＲ３４もそうなのですが）
　これは、なかなか見応えのある内容でした。

　Ｓ３０フェアレディＺ。

　これまたＮＡ、しかも６連スロットルのスポーツインジェクション。
　
　こちらは、”クジラ”クラウン。

　こう言う場所ではあまり見かけないクルマですが・・・
　エンジンルームはこの通り。

　１ＪＺに換装、しかも６連スロットル装着。
　こちらは、ＢＭＷ３１８。
　こちらもＮＡのまま、４連スロットル化しています。

　今回の展示車は、前回までと異なり、ＮＡ車が増えていて嬉しい限り。
　パワーとスピードだけじゃない、「楽しさ」を追求するクルマイジりは歓迎したい流れです。
こんなクルマも・・・ 　
　これは、マーチに１．６リットルのエンジンつっこんだクルマ。

　Ｚ３風のダクトがつき、インパネはビュートのもの、と小技もなかなかです。
　これは、マセラティ・シャマル。
　こうした輸入車をここまでやってしまうのも希有な例かな、と。
　・・・勿論、展示車の大半はターボ、それもドラッグ仕様なのは、今までと同じ。

　左の写真は・・・コスモですね。


チューニングフォーラム 　
　もうひとつの目玉は、チューニングフォーラム。
　出展している各分野のスペシャリストが、最新のチューンノウハウや開発秘話を披露してくれます。
　
　写真は、オリジナルボックスの国政久郎氏による「車体剛性向上について 」の講演。
　なかなか興味深い内容でした。

　

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