オーバーヒートする

　夕べ、深夜まで残業して、クルマでの帰り、自宅近くで異臭に気付きました。
　丁度、工事現場だったので、「工事の臭いかなぁ」と思っていたのですが・・・気を付けてみると、クルマの右の前タイヤ付近からなんだか煙が出ている。
　・・・なんかヤバいかな、と思いつつも、そのまま様子を見ながら走行していると、自宅近くで左折した所で、急激にエンジン回転が落ち、エンスト。
　慌ててキーを捻るも、エンジン始動出来ません。
　深呼吸して落ち着いて、ライトをオフにしてから再始動。
　これで何とかかかりましたが・・・何だか変な音がしています。

　とりあえず、駐車場に入れて確認。
　水温計は正常を示しているのですが、油温１２０度オーバー。油圧は・・・メーター読みで２kg/cm^2近くかかってますが・・・警告灯も点いてる。
　ボンネットを開けて見てみると、サージタンクからのクーラントの吹き出しはなく、ラジエーターを通過する風も熱くない。そして、エンジンの右側、吸気マニフォールドの下から断続的に白煙があがります。
　煙は基本的には水蒸気。
　・・・さて、何だ？

　この日は深夜だったし、事実上お手上げなので、そこまでとし、今日、午前中半休取って、ディーラーに行って見て貰う事にしました。

　心配していたのだけど、クルマはいつものように一発始動。
　エンジンが冷えていれば何でもないようです。エンジンの回転フィールも特におかしな所は感じられません。
　ただ、走って数分で油温は１００度を越え、尚も上昇。

　ディーラーで、サービスの人とクルマをチェック。
　恐らく冷却系、サーモスタットがイカレて、ラジエーターに水が回っていないのでは？、と目星をつけてクルマを預けました。

　午後になって、ディーラーから電話がありました。
　なんと、冷却水はスッカラカン、空っぽになっていた、とのこと。
　原因は、ヒーターホースで、丁度、エンジンの右横にあるヒーターホースに大きな亀裂があり、そこから冷却水が吹き出してしまったようです。
　どうやら、昨日、異臭と煙を確認した時、丁度、その時でしょうね。

　とりあえず、そのヒーターホースを交換する事になったのですが・・・何分、場所が悪い。
　エンジンの右横、インテークマニフォールドとエンジンマウントに挟まれたそのホースの脱着をするには、エンジンを降ろすか、インマニを外すしかない。
　結局、インマニを外して作業する事になり、そこまでやるのだから、と周辺のホースも全部交換する事にしました。
　それと、念のためにサーモスタットを交換することとし、交換部品は合計で大体３万円程度。工賃が６万円前後で、総額９万円程になりそうです。
　更に、オーバーヒートさせた事で、エンジン本体に影響が出ているとなると更に費用がかかる事もある、と。
　（ま、ＲＢは丈夫なエンジンですから、まず大丈夫でしょうけど）

　いやいや、ほんとに参ったね。(^^;

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