６ヶ月点検から戻る

　本日、ＫＮ’ｓファクトリーに行って、エンジン不調の確認と修理に合わせ、６ヶ月点検を依頼したクルマを、引き取って来ました。
　今回、確認と修理を依頼したのは、先日発生したエンジンチェックランプ（排気温度警告灯）点灯とエンジン不調、それと不意エンストと、油圧計の指針が２kg/cm^2以上を示さない、と言う問題の３点。

　まず、エンジンチェックランプ（排気温度警告灯）点灯とエンジン不調については、診断した所、ＥＣＵ内部故障によるバックアップモードに入っている、とのことで、ＥＣＵ交換を要する、との事。
　ただし、Ｒ３２用の純正ＥＣＵは、既に欠番となっており、入手出来ません。その為、この問題については修理不能。とりあえず、コンサルトにより故障履歴を抹消しリセット、現状、チェックエンジンランプが消灯した事を確認して終了となりました。
　不意エンストについては、アイドルスイッチ調整、アイドリング調整、ＡＡＣバルブの配線・配管確認を行い、改善出来たとのこと。
　油圧計の指針が上がらない問題については、油圧計交換となりました。

　今回の明細は以下の通り。

作業内容	金額
６ヶ月点検 ・６ヶ月エキスパート点検　一式	\ 13068
・油圧計（メーター）交換	\ 13338
・アイドリング調整	\ 5130
・泡ピカ洗車　撥水コート３ヶ月プラス	\ 3240
・ウィンドウ撥水　フロント１２ヶ月	\ 3542
・部品代 　メーター 　フロントワイパー （油脂類） 　パーツクリーナー	\ 14688 \ 1793 X 2 \ 702
・値引き	\ -2891
・消費税	\ 4070
（合計）	￥５４９４３

　エンジン不調についてはＥＣＵ交換が出来ず、根本的な解決には至っていないものの、現在、チェックエンジンランプは点灯していない、と言う事で、走り出します。
　ＥＣＵリセットしたせいか、エンジンは気持ちよく回り、「これならまだまだ乗れる」と思ったのですが……パワーウィンドウ操作しようとしたら、手応えが「ぐにゃ」――何で、奥に入る？

	帰宅後、スイッチを外してみたら、こんな状態でした。
	スイッチユニットを取り付けるビスの脱落……よく見ると取り付け部のボスに亀裂が入り、ビスがゆるゆるでトルクがかからない状態。 　確かに、樹脂パーツだけに経時劣化は仕方ないけれど、この状態で引き渡すかなぁ……
	しかも、ナビゲーションの音声入力用マイクが何処かに行ってしまっている。 　メーター交換をした際に外してそのまま、か……やれやれ。 　更に、やはり油圧は２kg/cm^2以上に上がらないし、アイドリングに戻すとやはり油圧警告灯まで点く……結局、直っていないじゃないか。 　（まぁ、Ｒ３２の油圧計なんてそんなもの、と言えばそうなのだが……）

　こんな状況で、折角、気持ちよく走っていたのに水を差された感じだが……しかも、ＫＮ’ｓファクトリーを出て、５分もしないうちにエンスト、そしてチェックエンジンランプ点灯。
　やはり、ダメか……さすがに心が折れそうになるが、まだまだ。　

	帰宅後、パワーウィンドゥスイッチを修理。 　ついでにパネルも磨いたので綺麗になった。
	ＥＣＵの方は、そもそも簡単に壊れたり、不定愁訴状態の問題を起こすようなものじゃない。基盤上の部品が壊れていたりしたら、故障したらそれっきりの筈。 　恐らく、ＲＯＭ交換で幾度もＥＣＵの蓋を開け閉めしてるうちに埃が入って、それが水分吸ってリークしているのではないか、と推測しました。 　そこで、電子部品洗浄スプレーで基盤を洗い、更に端子には接点復活剤を吹きました。 　これに最終バージョンのＲＯＭ、Ｖｅｒ．２７を取り付けて、さて、どうか、と。 　これで問題なくエンジンはかかり、チェックエンジンランプは始動直後にちょっと点いたものの、その後消灯、エンジン回転にも問題なし。 　それから、１時間ほど走り回ってみたのですが、特に問題はなさそう……これで、症状落ち着いてくれるといいのだけど。

　（走行：２９６４８１km）

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