セッティングデータを取る

　先日、知人をクルマに乗せた所、「このクルマ、燃料濃い」と指摘をされました。
　「エンジンかけたらすぐに判る」と。
　エンジンについては”プロ”の言う事なので、聞き流す訳にもいかず、しっかり気に留めておき、冬休みに入って時間のとれた所で、チェックをしてみることにしました。

	場所はいつもの工業団地。 　（そう言えば、昨年も同じ様な事をやっていたなぁ） 　今、入っているＲＯＭは、Ｖｅｒ．２７。 　これは、某ショップにて、レブリミットを８３００rpm、カムに合わせて燃調と点火を見直しして貰ったＲＯＭをベースに、自分なりにモディファイを重ねて来たもの。 　とりあえず、これで１年以上、問題なく走っているし、馬力もしっかり出ていますので、それなりに煮詰まってはいる筈ですが・・・
	ＧＲＩＤの「データスキャン」にて、データロギング。 　過去のセッティングデータを見ながら、確認をしていきます。 　・・・確かに燃料濃いなぁ。 　（同乗してエンジン音だけで判っちゃうのはさすがプロ） 　ノーマルの燃料Ｍａｐでのデータより１０％くらい濃い感じがします。 　確かにハイカム入れて、アイドリング不安定になっている分、アイドル安定保つ為に、燃料増量と低回転時に点火進角させてるのは事実。 　それに、高負荷走行時のリスク回避の為に、（特にショップセッティングなればこそ）濃いめの燃調は当然と言えばそうなのだけど・・・
	確認の為に「データスキャン」のアクティブテスト機能を使って、燃料噴射量補正をかけてみました。 　−１０％補正だと、殆ど変化なく、幾分回転フィールが軽く感じる程度。 　−１５％以上補正すると、アイドル不安定になる傾向が出て、アイドル回転数も下がってしまいます。 　トルク感も希薄になります。 　（滑らかに回る感じはするのですけど） 　 　これからすると、アイドル付近で−１０％、あとは細かく見ながら−１０〜１５％は絞れそう。 　あとはＲＯＭ焼いて、今度は空燃比をとってみるかな。

　（走行：２０６２５０km）

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