オーバーホール状況を確認する（２）

　オーバーホールの為に入庫してから既に２ヶ月。
　全ての部品も揃い、漸く完成も見えて来た所で、本日、ＮＥＲに行って状況を確認して来ました。

	側面鏡面加工の終了したコンロッド。 　綺麗に洗浄されて、ブッシュも新品に打ち換えられました。 　ブッシュ打ち込みの前に重量合わせはしているのですが、ブッシュを入れた状態で再度確認してから組み込みになります。 　（勿論、ピストンも重量合わせ済） 　 　メタルは二硫化モリブデン加工されます。
	シリンダブロックも、０．５mmのボーリングと、修正面研を終えていました。 　既にクランクシャフトまで組み込み済。
	シリンダヘッドにはカムシャフトを組み込み、バルブクリアランスも調整済。 　カムシャフトは、東名のハイカムですが、これを取り付けた場合、ブローバイ回路へのオイル飛沫侵入防止用のバッフルプレートが取り付けられません。 　その為、ブローバイの量が多少増えるかも・・・とのこと。 　オイルキャッチタンクを取り付けた方がいいかなぁ。
	排気ポートです。 　ポート内部の突起を削り落とし、研磨しました。
	吸気ポートの様子。 　こちらも段付きを修正し、研磨しました。 　ＲＢ２０のポート形状は、中島さんもよいと思っているそうで、大きくは形状を変えていません。 　また、表面は、ペーパーの目を残す仕上げです。
	磨いたサージタンクに取り付けられたスロットルバルブ。 　スロットルバルブは、ノーマルの６０mmから６４mmに拡大しています。
	サーモバンテージが巻き付けられたエキゾーストマニフォールド、。

　大分、作業も進んであともう一息、と言う所でしょうか。
　次の土曜には、いよいよ完成。
　出来上がりが楽しみです。

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